こんばんは。Sawaoです。

今日は広汎性発達障害(PDD)についてつぶやかせて
いただきたいと思います
かなりざっくり説明させていただきますので
ご了承ください。

本日は疫学についてです。

疫学について
中山書店の子どもの心の診療シリーズを参照させていただきました。

これまで数多くの自閉症あるいは広汎性発達障害の疫学研究が行われてきましたが
以前と比べて最近の研究ほど有病率または発生率が高い傾向にあります。
1960年代では人口1万人あたり数人程度であったのが
最近は1%以上という報告も少なくありません。

  (子どもの心の診療シリーズ2 発達障害とその周辺の問題 中山書店 参照)

また海外の最新の知見でも
イギリスの成人における自閉症スペクトル障害の有病率は
1000人あたり9.8人と報告されています。

         (Archives of General Psychiatry 2011; 68: 459-466 参照)

これらの調査から広汎性発達障害の有病率は約1%程度だと思われます。

実際に、
臨床の現場においても
受診するお子さんはかなり増加している印象です。
それは、発達障害が注目されるようになり、親御さんや学校の先生方などの
認知度が高くなったことが影響しているかもしれません。

いずれにしても認識が高まることにおいて
早期発見・早期療育や
きめの細かい対応・療育や
より多くの専門家の育成などに
つながっていくことが期待されます。

最後に肝心の運動ですが、昨日・今日と
あいにくので家で青竹踏みを
できるだけ多くしています。

明日・明後日と睡眠学会(京都)に参加させていただき
勉強してきたいと思います。
今後とも応援よろしくお願いしまーす。