こんばんは。Sawaoです。
梅雨があけたみたいですね。
本格的な夏が始まりますね。(さっそく今日はですね

昨日は太極拳教室があったのですが、残念ながら
Sawaoは仕事のため欠席でした。
8月は夏休みで次回は9月9日です。
興味のある方は下にリンクをはっておきますのでご覧ください。
日置荘北町・太極拳教室

ところで先日神戸で
飯田順三先生のADHDにおけるDSM-5の主な改訂点の御講演を
拝聴してきました。

夏の神戸

DSMはアメリカ精神医学会(APA)が作成している診断・統計マニュアルで
ICDと並んで国際的な診断基準の1つです。
その最新のDSM-5においてADHDの診断基準で改訂された点を
聞いてきました。

少しずつさまざまな部分が改訂されていましたが
Sawao的に注目した点は、
発症年齢が12歳未満に引き上げられた点と
(今までは7歳未満でした)
認められていなかった広汎性発達障害(PDD)の併存が
自閉症スペクトラム障害(ASD)との併存という形で
認められたことです。

補足ですが、広汎性発達障害(PDD)の診断基準も変更となり
新たに自閉性スペクトラム障害(ASD)という診断基準が出来た
ことです。これについてはまた後日述べさせていただければと
思います。

今回の改訂で、飯田先生もご指摘されていましたが
大人のADHDに注目が集まり、診断されやすくなったと思います。

今まで見逃されてきた大人のADHDの方に注目があたることは
非常にいいことでそれに伴い周りの理解が深まることは望ましいことで
あるのは間違いないと思います。

それに伴って注意しなければいけない問題は過剰診断などであると
思われます。
それを防止するためにも
ADHDは発達障害であることから(今回の改訂で神経発達障害にADHDは入りました)
年少時期よりADHD症状が連続して続いていることをきちんと
確かめていくことが大切ではないかと思います。