こんばんは。Sawaoです。
今日もウオーキングを続けています。

今日は睡眠学会のご報告をさせていただきたいと
思います。

ポスター発表では
富山大学の神川康子先生らの発表
「起床前漸増光照射が幼児の睡眠習慣と生活の質に及ぼす影響」
が興味深かったです。

起床前漸増光照射は
起床前から起床設定時刻にかけて緩やかに照度を
増加させて朝の目覚めを改善させるものです。

  起床前の漸増光照射による目覚め感の改善 松下電工技報(Vol. 53 No. 3)p32-38 参照

先生方はこれまでに
小学生を対象に
冬期間における起床前漸増光照射で
起床困難を改善させることによって
日中のパフォーマンスが向上する
可能性があることを発表されているようです。

今回は幼児に対して同様の研究をされ
遅く起きる群では起床時の気分が有意に
改善されたことを発表されていました。

     日本睡眠学会 第36回定期学術集会 プログラム・抄録集 参照

日照時間などが短くなる冬季などでは
このような起床前漸増光照射などが
幼児や学童期において有効である発表を聞くことができて
非常に有意義な時間でした。