こんにちは。Sawaoです。
今日は、いちだんと寒いですね。
大阪でも少しが降っていました。
ところで今日は前回の続きについてつぶやきたいと思います。
前2回で【実際の】発達障害の割合は以前と比べて
そこまで爆発的に増えていないのではないかと思うと
お伝えしてきました。
調査方法は異なり直接の比較は難しいと思いますが
2002年と2012年の学校調査結果から
(なんらかの支援を必要な子どもの割合 2002年 6.3% 2012 6.5%)
発達障害の可能性のあるお子さんの割合が微増に留まっていること
Sawaoの外来でも成人の発達障害(の傾向を持つ)患者さんが
増えていること
からも実感しております。
では発達障害は以前と比べて爆発的に増えているように感じるのか
環境ホルモン?
マスメディア?
インターネットや携帯電話?
ストレスの増加?
などいろいろ挙げられると思いますが・・
Sawaoの私見といたしましては、
高度経済成長時代は、年功序列や終身雇用などの一方向性であり
ひょっとしたら発達障害的な視点に気づくだけの余裕がなかったの
かもしれません。
現在の社会は、いい意味でも悪い意味でも成熟し多様化したため
発達障害的な視点にスポットライドが当たるようになり
受診患者さんの急増につながっているのではないかと思います。