抜毛症とは
本人の意識・無意識に関わらず、自分自身で髪の毛を抜いてしまう病気です。
強迫性障害の一種とも考えられていますが、とにかく毛を抜くことをやめることが出来ません。
抜く場所が偏っているため、円形脱毛症のように頭皮にぽっかりと皮膚が見えるまで抜いてしまったり、またその後に生えてきた毛も抜かずにはいられなくなったりして、髪だけでなく頭皮も傷つけてしまったり、髪ではなく眉毛やまつげなどの場合もあります。
抜毛症は小学生高学年ごろから10代の女子に多いとされてきましたが、近年では20代の女性にもみられるようになってきました。慢性的なストレスや欲求不満が主な原因とされています。子どもの場合はチックを伴っていることも多くあります。
症状が軽い場合は、本人が抜毛に気付き自覚することで止まる場合もありますが、原因の解消が難しく長期にわたる場合、また原因が取り除かれたあとも癖として残ってしまう場合などは、治療にも長期間を要することがあります。
また、抜毛症と気付く前に親から毎日注意されるなどストレスを溜めてしまうと本人の意志とは反対に、緊張やプレッシャーからますます抜毛してしまうという悪循環に陥ります。
症状が軽い場合は、本人が抜毛に気付き自覚することで止まる場合もありますが、原因の解消が難しく長期にわたる場合、また原因が取り除かれたあとも癖として残ってしまう場合などは、治療にも長期間を要することがあります。
また、抜毛症と気付く前に親から毎日注意されるなどストレスを溜めてしまうと本人の意志とは反対に、緊張やプレッシャーからますます抜毛してしまうという悪循環に陥ります。