こんばんは。Sawaoです。
昨日に引き続きブログUPさせていただきます。

以前より不登校で相談に来られる方の中で
発達障害(広汎性発達障害)の特徴を持っておられる方が
少なからずおられるのが現状です。

発達障害傾向を持つ方は、
他者の意図や会話を理解することが苦手な場合があり
漠然とした違和感・被害感・不適応感を抱きやすく
不登校やひきこもりになりやすいと言われています。

そして一度ひきこもると趣味や関心事に没頭したり
過去の不快な体験へのこだわり、現在の生活習慣へのこだわりなど
から長期化しやすいと言われています。

対策として

①集団の力を活用する
②母子が密着した二者関係優位の家族状況を三者関係化する
(家族内にヒエラルキーを作る)
③その子らしい社会参加とアイデンティティ作る手助けをする

ことが長期のひきこもりを防止すると言われています。

(第53回日本児童青年精神医学会 近藤直司先生ご講演 参照)

以上のことから背景因子として精神疾患のみならず発達障害の視点を
含めて不登校の対応を行っていく必要があります