こんばんは。Sawaoです。
今日もウオーキングを続けています。
今年の夏は今のところまだ過ごしやすいかなと感じております。
なんとか運動もブログも続けていけたらと思っております
今日は昨日続きで産業保健とうつ病についてつぶやきたいと思います。
産業医講習の講義においてもメンタルヘルスに対して多くの時間が
さかれていました。
合計4時間ぐらいでしょうか。
そのほかの講義においても数多くの講義でメンタルヘルスの問題について
取り上げられていました。
また実習でも産業医の先生方の経験では実務において30-50%ぐらいが
メンタルヘルスの問題が占めているなどおっしゃられていました。
これらのことから産業保健においてメンタルヘルスは避けて通れない問題で
あると改めて実感しました。
講義では産業精神保健の歴史や労働者のメンタルヘルスの現状や
うつ状態やうつ病患者さんの職場復帰について丁寧にご説明していただきました。
なかでもSawao的には
中村純教授(産業医大・精神医学)のお話の中で
社会や環境変化に伴う葛藤反応型(適応障害型)の現代型のうつ病
になられる方が増加している
主治医の先生と患者さんの間に治療効果についての乖離(相違)がある
うつ病は不安障害・強迫性障害(OCD)・社交不安障害(SAD)・PTSD・アルコール依存
など併存症が多い
などが印象に残っています。
また
うつ病の方は脳が萎縮しているのではないか
また治療に伴ってそれが回復するのではないか
という研究もご紹介されており、大変興味深いお話でした。
これが実臨床の中で簡便に行うことができれば、今後のうつ病治療に大きな
光がさす可能性があると思います。