こんばんは。Sawaoです。
今日はあいにくの曇り空でしたが
帰宅後、サイクリングをしました
なんとか運動もブログも続けています。

さて今日もトゥレット症候群について
つぶやきたいと思います。

今日は薬物療法についてです。
今日もトゥレット症候群の治療・支援のためのガイドブックを
参照させていただき、お話したいと思います。

チックに対する薬物の中心は抗精神病薬です。
アメリカトゥレット協会医療アドバイス委員会の
ガイドラインによりますと

日本で使用できる薬物の中で
チックに対して十分に効果のある抗精神病薬は

ハロペリドール
ピモジド
リスペリドン  
                      です。

また、最近ではアリピプラゾールも注目されています。

         (トゥレット症候群の治療・支援のためのガイドブック 参照)

Sawao的にも重症の場合には、抗精神病薬に使用を検討します。
以前にも申し上げたことがありますが、
大きな動きの運動性チックや音声チックがある場合は薬物療法を
検討します。

薬物療法のベネフィットがリスクを上回る場合は
十分に説明を行ったうえで極少量から開始します。

アメリカトゥレット協会医療アドバイス委員会のガイドラインの
推奨する開始量と同じですが、
例えば リスペリドンであれば0.25㎎~0.5㎎ です。

         (トゥレット症候群の治療・支援のためのガイドブック 参照)

また、薬物療法は根治療法ではありませんので
症状の変化に一喜一憂せず、むやみに増量せずに粘り強く
お子さんや親御さんに寄り添うことが大切ではないかと思います。